やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「レナのピロシキとボルシチは、すげぇ~うまいんだぜ!」
真木ヒナタは、興奮した様子で話す。
「それでは、最後のレナさんの料理の試食を開始します。」
執事の言葉で、試食を開始する。
「・・・・うまいなぁ~・・・特に、罰ゲームの後だから、うまく感じるよ。」
うれしそうな表情で組長がつぶやく。
「昔、旅行でおじいさんとロシアで行って、食べた時の味を思い出すよ・・・・」
懐かしそうで幸せそうな表情を浮かべる静代。
「・・・・・・・・・・うん?・・・・なんか微妙に昔の味と違うような気が・・・・」
少し不満げな真木ヒナタ。
「・・・・・・・・ご馳走様でした。」
執事は、笑顔を浮かべて満足そうな表情をしている。
こうして、すべての料理の試食が終わった。