やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「それでは、もうすぐスタートですから行きましょうか?」
「はい。」
私は、執事と共に障害物レースのスタートラインへと向った。
私が、スタートラインについた時、すでに葵とレナもいた。
「あ~マイクテスト~・・本日は晴天なり~・・・マイクテスト~・・・ん、大丈夫みたいだな。それじゃ、今から、第2戦障害物レース始めるぞ。」
真木ヒナタの声が、マイクを通してグランドに響く。
オオオオオォォォォォォォォ!!!!
その真木ヒナタの声に呼応するように周りの大勢の組員達からの声が響く。
「あっそうだ!賭けの換金は、龍一がやるから、当たった奴は、券と一緒を持って、龍一の所にいけよ。」
ここで賭けの説明が入る。