やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】

「それでは、さっそく始めましょうか。」



執事の目が再び光る。



(あ、思い出した・・・・あの目は・・・)



私は、心の中でひとりつぶやいた。



(Sな執事の時の目だぁ~・・・・)



しかし、当然、私の心のつぶやきなど、誰にも聞こえやしない。



こうして、私の地獄の1週間が幕を開けた。




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