やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「・・・何か顔についてるのか?」
私は、急に横から声をかけられ、驚いて横を見ると、そこには、ト○ロ型のパジャマを着た真木ヒナタが立っていた。
「・・・・・・・・何ですか?そのパジャマ?」
私は、真木ヒナタに聞いた。
「何って、決まってるだろ!俺の敬愛するト○ロ様のパジャマさ!」
「・・・・・・・・・結局、DVD見たんですか?」
「ああ、3回も見ちゃったよ。」
真木ヒナタは、うれしそうに私に指を3本突き出す。
私は、隣の執事を見ると、執事は、少しあきれた様な表情をしている。
「・・・・それでそのパジャマは?」
「ああ、深夜にポチに買いに行かせた。」
私は、ポチが生きていることに安堵した。
だって、昨日の勢いなら本当に殺しそうだったから。
っていっても、今まで、ポチのことは、忘れていたんだけど・・・。