やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】


「・・・何か顔についてるのか?」



私は、急に横から声をかけられ、驚いて横を見ると、そこには、ト○ロ型のパジャマを着た真木ヒナタが立っていた。



「・・・・・・・・何ですか?そのパジャマ?」



私は、真木ヒナタに聞いた。



「何って、決まってるだろ!俺の敬愛するト○ロ様のパジャマさ!」



「・・・・・・・・・結局、DVD見たんですか?」



「ああ、3回も見ちゃったよ。」



真木ヒナタは、うれしそうに私に指を3本突き出す。



私は、隣の執事を見ると、執事は、少しあきれた様な表情をしている。



「・・・・それでそのパジャマは?」



「ああ、深夜にポチに買いに行かせた。」



私は、ポチが生きていることに安堵した。



だって、昨日の勢いなら本当に殺しそうだったから。



っていっても、今まで、ポチのことは、忘れていたんだけど・・・。

< 73 / 390 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop