俺様教師の授業Ⅱ
私とその人は、中へ入った。 

すると、目の前にいる漣がこっちを見るなり驚き、硬直していた。 
「久しぶり☆」

私は振り向くと、その人が〝久しぶり〟と笑顔で言った。 
『莉緒、今日はごめん。先に帰ってくれ。』

もちろん、私の大好きな人からの言葉。 
大好きな人から、こんな事を聞きたくない。 


でも、私には関係ない話………だから………。 

でもでも、切ないって!!なんだよ、あの言い方! 
泣きたい………。 

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