Kissシリーズ・「年下とのキス」
年下とのキス
「なっなあ、オレ達、付き合っているんだよな?」

「えっ?」

真っ赤な可愛い顔で聞いてきたのは、半年前から彼氏彼女の仲になったわたしの恋人。

出会いは街中で、このコが逆ナンで困っているところを助けたことがキッカケだった。

そう、可愛いコ。

わたしより二つ年下の中学2年生の男の子。

年上の女の人達にしつこく遊びに行こうと誘われていて、困った顔をしていた。

だからとっさに『姉』のフリをして、助け出した。

お礼をしたいけど、この後予定があるから、後日改めて礼をしたいからと言われ、取り合えず電話番号とメールアドレスを教えた。

そして数日後、お茶に誘われた。
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