Kissシリーズ・「年下とのキス」
そして人気のない所で、わたし達は向かい合った。

「ここならヘーキね」

「あっああ…」

でも彼は緊張しているのか、動かない。

木陰の中でも分かるほど真っ赤な顔をしている。

もう…本当に可愛い。

街で見かけた時から、わたしは彼に夢中。

だからわたしの方から、彼にキスをした。

「っ!」

あたたかく、甘い唇。

ちょっと触れただけで、すぐに離れた。

「えへへ…」
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop