☆★年下ヤンキーとあたし★☆
「村上…。大丈夫かな…。」



寝ながら隼人は春香に訪ねる。



「大丈夫よ、きっとね。」



「俺…村上を助けたかっただけなのに……。」



隼人は顔が暗かった。



「…。隼人君は命かけてでも千里守ったんだよ?
もっと誇りに持ちなよ。
あんた不良のくせにいいとこあんじゃん。」



春香は隼人の頬を指で押した。



「村上……。」




すると…



「ハァハァ…隼人…君…。隼人君!」



そこにいたのは、疲れて息切れをしている千里だった。



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