☆★年下ヤンキーとあたし★☆
あたしは下を向く。



「直人……いいのかよ?」



健太は直人に訪ねた。



「ああ…、春香と彩には言わないと……。」



さっきまでにぎやかだったのに今は重い空気に漂った。



「俺…隼人が病院行った時にさ、
千里飛び出しちゃったじゃん?。
そん時にさ俺…、千里のところ行ったじゃん?
最初は慰めるつもりだったんだけど……。」



直人はその後が言いにくそうだった…。



「で、どうしたの直人?」



彩は優しい目で直人を見つめる。



「俺…わけわかんねぇけど…知らぬ間に…キス…した。」



「え、えええぇぇぇぇ!」



春香と彩は驚きを隠せずにいる。
予想外の展開だったのだろう。
あの直人が千里にキスするなんて…、て思ったんだろう。
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