☆★年下ヤンキーとあたし★☆
「これ!しょーがねぇーからやるよ!」




目をあわせずにくれたのは、
 あたしの大好物のプリン(箱に五個入り)だった。




「えっ、隼人君!なんであたしの好きな物知ってたの!?」




「え、そんなに好きだった?たまたま選んだ奴なんだけど…」




「ありがとね!隼人君!てっきり襲ってくるのかと思った!」




あたしは嬉しさのあまり、つい本音を言ってしまった。




「襲う?バーカ!おまえなんかやったって特しねーし!」



隼人君は笑いながらけなした。




「う、うるさいな!とにかくありがとね!」




「お、おう…」



隼人は顔が真っ赤だった。
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