「believe...」
他のホストもつき、
わいわいと話しをした。

優は指名のお客さんが
来たらしく、しばらくその席に
着いていた。

確かにお客さんは
かなり年上のようだった。
一回りくらいは
離れているような感じ。

そのお客さんの前での
優は少しクールな顔だった。

私の前での顔とは
全く違った。

気付けば
3時を5分ほど過ぎていて
葵にメールを打ち
送信ボタンを押したら隣に
人の気配を感じた。

優が
また座っていた。

私「…!ビックリした〜」

優「うん、もう3時だからさ」

手には伝票を持っていた。

私からチェックを
出さなくても覚えていて
くれたんだ。

葵から返信。

私「3時半には出れるみたい」

優「じゃ3時半に店出ようか」
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