「believe...」
優と付き合うことにした。

ホストの彼女になる、
ということの大変さを私は
まだわかってなかった。

ただ少しだけ
この人を信じてみようかと
思ったことがあった。

優から営業なのか
わからない告白をされた
一週間後。

優は私に会いたい、と
言い出した。

私はすでに寝ていた朝方。

電話が鳴った。

私「…はい」

優「寝てた?
  会いたいからさ朝出てきて?
  仕事終わったらそっちに行く
  から」

私「え〜眠い…寝たばっか…」

優「だからまだいいよ!
  7時くらいになると思うから」

私「ん〜明日、会うんでしょ?」

明日は定休日。
遊びに行く約束をしていた。
< 42 / 45 >

この作品をシェア

pagetop