「believe...」
私が返事をしたことで
彼はほっとしたような表情を
見せ、優しく笑った。

彼「なにしてるんですか?
  ひとりで危ないですよ」

私「友達を待ってるんです」

彼「そうなんだ。
  友達はまだなんですか?」

私「…3時に終わるみたい」

彼「えっ?
  まだ2時間もありますよ?」

私「うん‥‥お兄さんは?
  キャッチですか?」

彼は軽く笑った。

彼「お兄さん、て(笑)
  …うん。キャッチだよ」
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