ラブソング
優は前と変わらない笑顔で
「ゴ、ゴメンねッ…あたし…行くねッ」
と焦っていた…
「おいッ!優待てよッ」
と、とっさに優の腕を掴んでいた。

「は、離してッ!
智なんかッ…」

「嫌いなんだからッって言うんだろ?」
「ち、違っッ!
あたしは…まだ智の事まだスキなのッ!」
えッ…な、なんて?
オレの事まだスキ?
冗談だろッ…
「智はあたしの事…もう…嫌いだよ…ね」
「嫌いじゃない!
オレ…はまだ優の事…スキなんだよ!」
ギュッ
「優…会えない時間に崩れた分だけきつく抱き締めるから…」

「智…」

「ずっとオレの側に居てくれる?」

「もちろん!
智ッダイスキ」

キミのこと
ずっと思っていて
良かった
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