かわいい男の子!!
真実!!


屋上につくと陸斗がベンチに座った。


俺も陸斗の隣に座る。


「ごめんなっ……。」


「なにが?」


「俺がいけないんだ……。」


いきなり陸斗があやまってきたからビックリした。


俺はよくわからないけど話を静かに聞いた。


「俺たちがあったのって春の入学式だったなっ……今の教室で俺が話かけたのがきっかけだったっけ?……。」


「そうだなっ。」


「俺さっ……なんで恋夜に話かけたか知ってる?」


なんでだろう?



「俺さっ……実は女嫌いじゃないんだっ!!」


「はっ?」


女嫌いじゃない?


意味わかんない……。


「ずっと騙してた。」


「なんで?」


「俺が女嫌いだったら恋夜の事好きになってないよ……。」


たしかになぁ………。


えっ?


嫌み?



俺が女顔だって言う嫌みでしかねぇ……怒。



「おれさっ……恋夜がスキなんだ!!」


はぁ?スキ………。


俺の事が?


< 61 / 96 >

この作品をシェア

pagetop