かわいい男の子!!


「あのさぁ〜」


「ん?」


今まで黙っていた勇介が口を開いた。


「いや……ちょとな……。」


「話しにくい内容か?」



「あ……うん……。」



なんだろう?


てか、今日はいろいろあるなぁ〜


ついてない日かなあ?


「じゃあ違う所で話そうか………。」


「そう……だな。」



俺たちはいつもは誰も入ることが出来ない視聴覚室に入った。



もちろん、視聴覚室って言っても設備は充実している。



「俺さぁ………見たんだ……。」


「はぁ?」


勇介は何を見たんだ?



「陸斗と恋夜が……えっちしてるの………。」


はぁ?



見てたのか?



「まぢ……?」



「あぁ……。」


ヤバくないか?



「それさぁ〜黙っててくれないか?」



「………無理」


はぁ?



無理ってなんだよ!!



「なんで?」



「俺も好きだから!!」


「何が?」



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