かわいい男の子!!


「俺も恋夜が好きなの!!」


なんでだよ!!



今まで信じてた人が次々に裏切っていく………。


これは罰?


「そこの机に寝ろよ!!」


「い、イヤだよ!!」



「あ、言うこときかないんだぁ〜言ってもいいんだよ……美優ちゃんに!!」


最悪だ!!



絶対に嫌われるに決まってる。


それだけは避けたい。



「なんでだよ!!友達じゃなかったのかよ!?」



「あ〜秋翔とは友達だよ!!そんで、美優ちゃんと陸斗は邪魔者だ!!……恋夜は俺の彼女〜」


は?


いみわかんねぇー


なんで邪魔者とか言えんだよ


なんで彼女とか言えんだよ



「いつからそう思ってたんだよ!!」



「最初っから〜」


なんで?


「そろそろ寝てくれないかなぁ?」


俺は急いで教室のドアまで走った。


しかし、鍵が閉まってて開かない。


「ハァ……ハァハァッ……開けろよ!!」


「開けないよ!!」


なんでだよ!!


バンッ!!


俺は教室のドアを力いっぱい叩いた。



しかし、この教室は外にきこえないようになっている。


理由は視聴覚だから。



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