ファンキー★ヤンキー

「・・・正直、これをお前に言うべきかどうか迷った。」

蓮也はまたあたしの目を見て、ゆっくりと話し出した。




「覇滅が・・・お前を探してる」










・・・・は?






「理由は知らねえが、お前を探すために、覇滅の面子が関東に何人か送り込まれてるんだよ」




・・・理由・・・?



ほんと、今さらなんのためにあたしなんかを探してんだよ・・・




「・・・あたしが麒琉に入ってる事が漏れたとか?」

そんな事がもし本当に漏れたら大変な事になる。




「いや、それはねぇ。きっと他に理由があんだろうよ」




・・・良かった。

あたしは心底ホッとした。







もう、同じ事を二度と繰り返すわけにはいかない。









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