ファンキー★ヤンキー

「とにかく、お前の事は俺らが守る」



そう言って蓮也はあたしの手を握る力を強くした。





「別にあたし、守ってもらう程弱くないんだけど」




「あ?・・・っとに、可愛げのねー女だな」



「んだと?つーか、蓮也あたしより強いのかよ」



「はっ、女のお前に負けるなんざありえねーな」




「へー、じゃあ怠慢張るか?表出ろよ」





「あんたらさあ、手握りながらそんな言い合いしてても説得力ねーぞ?」





・・・・・ん?



あたしは部屋のドアの方に目を向けると。




春と清吾が呆れ顔で立っていた。







・・・・お前等は不法侵入が趣味なのかよ







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