ファンキー★ヤンキー

その後、北斗が戻って来て、気にせず授業を適当に受けた。




キーンコーンカーンコーン




・・・やっと終わったよ。


さっさと帰ろう。



「真琴」


北斗が話しかけてきた。

「なに」

あたしは冷たく返す。


「さっき言った事、本気だからね。覚悟しといたほうがいいよ」


そう言って北斗は微笑む。


「なに考えてんのか知らないけど、あんたに捕まるほど、あたしはやわくないよ。」



「クスッ。そう言ってられるのも今のうちだよ」




・・・考えが読めない。

ほんと厄介なやつ。



「あっそ。もーあたしに話し掛けないで。じゃ。」



北斗に言い放ち、あたしは学校を出た。




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