ファンキー★ヤンキー

放課後、あたしは帰る準備をして教室を出た。


校門にいくと、やっぱり辰弥がいて、笑顔であたしにヘルメットを渡してくれた。


「真琴ちゃん、今日は学校どうだった?」


「・・・ふつー?」


「そっか」




たった一言二言かわした、たわいもない会話だった。



・・・・・だけどまさか、あんなことになるなんて

この時のあたしは分かってなかったんだ。













ゴメンね、辰弥。






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