ファンキー★ヤンキー
あたしは今でもこいつが憎い。
殺してやりたいぐらい。
「で、あたしになんか用?」
「あー、うちの総長が真琴を連れて来いってよー。つーか、あのバイクの男はお前の男かあー?」
そう言って不気味に笑う木下。
ほんとにこの男は気持ち悪い。
なにを考えてるのかさっぱり分からない。
「友達だよ。あんたらには関係ないね」
「女を置き去りにする男なんざろくな友達じゃねーなあ」
「つーか、怠慢はるならかかって来いよ。あたしは北斗のとこに行く気なんてさらさらないからさ。」
あたしはそう言って、喧嘩をする体制に入った。
「来る気がねーなら、無理矢理連れてくまでだな。もう時期覇滅の奴らがあと50人程は来る。
お前は厄介だからな」
・・・・・50かよ。
「女一人にその人数なんて呆れるね。そんなにあたしが怖いかよ」
「は、そんな事言ってられんのも今のうちだぜ」
ヴォンヴォン
「来たか」
木下はそう言って、
あたしに不気味な笑いを見せた。
喰うか喰われるか・・・