ファンキー★ヤンキー

真琴の喧嘩している姿を見たのは今回が初めてだった。


強いのは知っていたが、まさかここまでだったとは。


この時の真琴はそろそろ体力の限界が来ていた。


そりゃ50も相手すりゃーな。



そして俺たちは喧嘩に参戦。

真琴が俺達を見たとき

悲痛の目をしたのがわかった。



真琴は、俺達にこの事を言うつもりがなかったという事だ。



だが、俺はそんな事は認めない。




真琴、



お前は俺にとって

俺達にとって





すげえ大事な存在なんだ。



俺はお前が愛しくてたまらない。







正直、覇滅の総長、柳田北斗が

真琴に惚れてるって言った時は殴ってやりたくなったけどな。


つか、まじ殴りたかった。




真琴は

すげえ優しい心を持ってる。




関西の族を、あんな卑劣な奴に預けて、

真琴と祐司の願いも


あいつに預けたんだからよ。





俺はちょっと妬けた。





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