ファンキー★ヤンキー


蓮也に目を向ける事が出来ないまま、あたしはずっと下を向いていた。





蓮也に言っても支障はない。




・・・・だけど、この事を言ったら蓮也がどんな反応をするのかが怖い。







「―――真琴、俺はお前が何を言おうが、お前の側にずっといてえ。






好きだ」








――――――――え?







あたしは突然の蓮也の告白にパッと顔を上げ、目を見開いた。





「・・・え?」




あたしはすっとぼけな声を出してしまった。






蓮也はあたしから恥ずかしそうに目を背け、顔を赤くしている。






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