ファンキー★ヤンキー


みんなは少し緊張をした顔をしながらも、しっかりとあたしを見つめて話を聞いてくれてる。



「・・・でも、これから話す事を聞いたら、みんなあたしの事を軽蔑しちゃうかもしれない。・・・まあ、されてもしょうがない事実なんだけどね。」


あたしはそれが怖かった。


これを話たら、みんなはあたしから離れてしまうと思って・・・・。




「真琴」

あたしは蓮也に名前を呼ばれ、俯いていた顔をパッと上げ、蓮也を見た。



「俺らは、お前がどんな事を話そうが、軽蔑したり、離れて行ったりなんなしねえ。

だから、安心して、お前の全てを俺らに話てくれ。



お前のすべてを・・・知りたいんだ」




蓮也は・・・ゆっくり。一言一言をハッキリと。


あたしに伝えてくれた。



春と清吾の方を見ても、優しく笑ってくれて、頷いてくれた。






あたしは・・・すごく安心した。







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