ファンキー★ヤンキー


「もう1つの理由はね・・・・・・。
うちの組の何人かが、裏で薬の取引をしてるとこを見ちゃったから・・・・」




そう言った途端、春の顔がものすごく怒りを含んだ顔になったのをあたしはびびって見ていた。



「ヤクの取引をしてるとこを見ちゃったあたしは、組長・・・あたしの父親に言おうと思った。

うちの父は、汚い事が嫌いだからね。

組の掟を破った奴らをあたしは父に伝えに行こうと思った瞬間、裏切りしてた奴に見つかった。


・・・・それで、あたしはそいつらに脅されたんだ。」








「・・・・この事を言ったらお前の親父やお前の大事なもんを殺す。ってね。」










< 183 / 223 >

この作品をシェア

pagetop