ファンキー★ヤンキー


「だから、あたしは家からも・・・羅蝶からも逃げてきた。あたしは、結局、人のためとか言っておいて、自分を守るためだけにこんな事をしてるってのは分かってる」


・・・・分かってるけど。






ヘタレなあたしにはどうしようも出来ない。




「真琴、もういい。話してくれて・・・ありがとな」


蓮也はそう言ってあたしに微笑んだ。



「俺達は真琴の家がヤクザだろうがなんだろうが関係ねーよ。真琴は真琴だ。
気にする事なんざ一つもねえ」



そう言ってくれる蓮也に涙腺が崩壊寸前だ。



良かった・・・・・


とにかく、今のあたしの思いはこれだ。





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