ファンキー★ヤンキー


清吾はあたしの顔をじっと見てため息をついた。



なによ!
人の顔見てため息って失礼じゃない?!


「真琴、マジ気付いてなかったんだね」



清吾がボソッとそう言った。




「え、なにが?」



あたしがそう言ったとたん、


二人分のため息が頭の上から降って来た。




「清吾、こいつのニブさはハンパじゃねえよ」


「そうみたいだな、蓮也。部屋戻ろうぜ?」




「な、なんなのよ!!」





あたしは勝手に部屋へ戻ろうとする2人にそう叫んだ。




マジなんなの?!


2人して!



さっきまでの険悪な雰囲気は一体どこに行ったのよ!






あたしは一人不機嫌になりながら部屋へ戻って行った。








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