ファンキー★ヤンキー


それに・・・・


倉庫の中と外にあるバイクの数がハンパじゃない。



しかも、ぜんぶ・・・・
めっちゃカッコいい!!!

なんで麒琉の奴らはみんなバイクのセンスが良いんだ?!





「おい、行くぞ」


あたしと春より先に着いた蓮也と清吾があたしの間抜け顔を呆れた顔で見ていた。





蓮也と清吾はありえねースピードで(最初の春と同じくらいのスピードで)すっとばしてた。



・・・聞き分けの良い春の後ろに乗って良かった・・・・。





あたしは3人の後をついて倉庫に入って行った。



「蓮也さん春さん清吾さんちわっす!」

「おつかれ様っす!」


なんて声が飛びかう。




薄々気付いてたけど、やっぱり、こいつらが麒琉のトップか。




3人にあいさつを交わしている面子達が3人を尊敬の眼差しで見てる中、あたしを『誰だこいつ?』みたいな目で見てくる。



・・・なんかむかつく。





あたし達は階段を上って二階にある部屋に入った。






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