ファンキー★ヤンキー
あたしはのそのそと学校へ行く用意をした。
入学早々、学校へ行くのがだるくなったあたしは
授業をサボりまくった。
だけど、担任から呼び出され
『お前このままだと留年だぞ』
との一言。
さすがに留年はヤバイと思ったあたしは、
つい最近からしぶしぶ学校へと行き出した。
あまり着なかった真新しい制服に身を包み、少し着くずして髪型を整えた。
腰まで伸びた長い髪を梳かしながらちらっと時計を見た。
「やば、もう時間じゃん」
そしてあたしは家を出た。