ファンキー★ヤンキー
やだっ。
あたし3人の前で泣いちゃったよ。
3人とも変な目であたしの事見てやがるし。
「あ、ごめん。ちょっと、思い出し泣き?」
あははと笑ってごまかすあたし。
「真琴ちゃ「でもごめん。あたし、この話あんまりしたくないんだ。」
春が何か言おうとしたが、あたしはそれを遮って正直な気持ちを伝えた。
「・・・・分かった。」
蓮也はあたしを見つめながらそう言った。
「でも、これだけは言わせてくれ。」
「なに?」
「真琴、お前、麒琉に入らないか?」
それは思ってもみない蓮也の言葉だった。