ファンキー★ヤンキー


やだっ。


あたし3人の前で泣いちゃったよ。


3人とも変な目であたしの事見てやがるし。




「あ、ごめん。ちょっと、思い出し泣き?」

あははと笑ってごまかすあたし。



「真琴ちゃ「でもごめん。あたし、この話あんまりしたくないんだ。」

春が何か言おうとしたが、あたしはそれを遮って正直な気持ちを伝えた。





「・・・・分かった。」

蓮也はあたしを見つめながらそう言った。



「でも、これだけは言わせてくれ。」


「なに?」


「真琴、お前、麒琉に入らないか?」






それは思ってもみない蓮也の言葉だった。








< 36 / 223 >

この作品をシェア

pagetop