ファンキー★ヤンキー
「あら、お探しになるのがお早かったですわね。」
あたしはふざけてニコッとスマイルを見せてみた。
「てめえ、ふざけてんなよ。急にみぞおちにパンチ食らわしやがって」
蓮也、マジ顔こえー。
「ゴメンゴメン、ちょっとみんなとかくれんぼ鬼ごっこしたくなっちゃってさ」
「んなこた、殴んなくったって出来んだろーが」
・・・確かに。
「てか、蓮也って今何年?」
「あ?急に話変えんなよ。2年だ」
そう言いながらもちゃんと答えてくれる蓮也。
それがおかしくてなんだか笑ってしまった。
「なんだよ」
不機嫌そうに蓮也が言う。
「ううん、なんでも。てか、蓮也達、あたしより年上だったんだね」