ファンキー★ヤンキー


「真琴お待たせ!行こっか」


そう言ってあたしとあかりは街へ出た。




「んー、どれにしよう・・・・・・」


そう言ってライターの商品と睨めっこするあかりは悩みまくってかれこれ一時間は経っている。



あたしもいい加減飽きてきた。


「ねえ真琴、こっちとこっちどっちが良いと思う?」

あかりが差し出して来たのは、ブランドのライター2つ。

彼氏はどうやら年上らしい。



「んー、こっち。」


あたしはあかりが持っている2つのライターのうち、なにか英語で書いてあるシンプルな銀のライターの方を指さした。


「うん、あたしもこっちかな?って思ってたんだ!」

そう言ってあかりはライターをレジへ持って行った。


・・・・恋する乙女はあんなにも可愛いもんなのか。


そう思った。
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