空の声
家についてから、空は何にもしゃべらなかった。
「ごめん。」
とりあえず謝ってみた。
「別に謝る事ねぇじゃん?それより大丈夫なのかよ?」
心配、してくれてたんだ。
「うん、空が助けてくれたし♪」
赤面する空。
「いつまでも守ってやれねぇんだからな!」
いつまでも一緒。
そう思ってたあたしはまだまだ子供だった。
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