空の声
「−っ、愛ってば!」
誰かの声がして目が覚める。
「やっと起きたぁ。泣いてたけど、どんな夢見てたの?」
あたしはまだ眠い目をこすると、本当に泣いていた。
「もうすぐ12時だよ。おばさんちが帰って来ちゃう。帰ろう。」
「うん、」
りあるな夢。それがすごく気になった。



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