空の声
少し落ち着いた頃、
「いつ逝っちまうんだよ。」
「マンションが壊されたら俺も自然と消える。そしてみんなの記憶からも消える。」
記憶から消える?
「それって愛と俺もか。」
黙ってうなずく天。
「なっ!!!」
「しょうがねぇんだよ!!ほんとはこの世に存在しないんだから!!俺だって、嫌だよ、、もっと愛と一緒にいてぇよ・・・。」
「やっぱり好きなんだな。」
「そういうたけるもな?」俺らがはじめて愛に会ったのはあのマンションじゃない。もっともっと前の事・・・。
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