天国の先生へ
里斗は突然抱きついてきた。


男らしくて力強い腕。


私の知らない間に、里斗はこんなにも成長してたんだ・・。



美羽「ちょ・・・何・里斗・・・?」


里斗「あいつなんか・・・。あんなやつなんかやめて俺にしろよ!俺はあいつみたいにお前を傷つけない!」




いつもと違う真剣なまなざし。




美羽「でも・・・」


里斗「俺があいつを忘れさせてやる・・・。この手をとってくれ。」




そういって里斗は私に手を差し出す。




美羽(ほんとに・・・?この手をとれば・・・先生の事をわすれられるの?
先生の事を・・・・・・・・・・。)


美羽「わかった・・・。」 




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