天国の先生へ
伸次「七海・・・。」


美羽「先生っ!」



私は我慢できなくて先生に抱きついた。


先生も私に抱きついてきた。



伸次「ごめんな・・・俺、彼女と別れてきた。」


美羽「ぇっ・・・。」



どうして?


結婚したいっていってたのに・・・。




伸次「俺、やっぱりお前が好きなんだ。入学式のとき、一目お前を見て好きになった。だ
けど俺は先生。お前は生徒。だからあきらめなくちゃって必死に自分の思いを押し殺して、前の彼女と付き合った。だけど、それでもお前の事が忘れられなかったんだ・・・。
お前に好きって言われたとき、先生と生徒でもいい。俺はお前の事が好きなんだってあらためて確認したよ。」


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