天国の先生へ
先生無しじゃ生きていけないよ・・・・。




いっそ・・・。



私も先生のあとを・・・・。




美羽「はっ・・・」




私、なに考えてたんだろぅ・・・。



先生の後を追うなんてこと、先生が喜ぶわけがない。



先生のぶんまで、私が生きなきゃ。






 『これから、永久の眠りについた宝生 伸次様の見送りを行いたいと思います。皆様、配られているお花を棺桶に入っている伸次様のお顔には乗せないように入れてください。』





次々に周りの人が先生にお花を添えていく。




次は私の番。
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