自己中王子の扱い方
「…ふー…ッ」
「ぎゃぁぁぁぁッ!!」
みみみっみみみみみ…
耳に…息がかかったッ!!
「…うるせぇー…」
…え?
『かちッ』という音と
電気がつくのと同時に聞こえた声
「つ…ぅばささん…」
「なに泣いてンの…」
目の前にたっていたのは翼さんで
「…なんで…」
「…俺が聞いてるンですけど?」
なんで翼さんがここにいるんでしょうか…
「起こしちゃいましたか…?」
「なに泣いてンの…って聞いてンじゃん」
「…泣いてないですよ…ってギャアアあああぁぁぁぁぁ!!」
「…うるせぇーんだって…」
だってだってだって…ッ!!
「お、おろしてくださいッ翼さんッッ!!」
「やだけど?」
あしもとが不安定
わきのとこに翼さんの大きな手…
また抱っこされてる…ッ!!