自己中王子の扱い方

「…昨日のことなんだけど…」



「…」



「…両思いってことでいいんですか…ね」



「え」




翼さんの目線がそれた

少し赤くなってるし…

照れてる…



「…いいです…」



「…ふ」



「…ッ」




やばいって…

また昨日みたいに

さっき見た夢みたいに

翼さんが笑うから…

本当に…どきどきがとまらないよ…





「…ぎし…」





あたしもベットから出て

部屋から出ようとする

…?




「翼さん?」




部屋から出ようとしない翼さん



「どしたんですか?」



「…咲姫…






好き」





「…なッ」




なんでまた…そんな不意打ちなしですよ

今度はいじわるな顔で笑う

…本当やばいんだって…

あたしってMなのかなぁ…

翼さんのそうゆう顔も好きだって思うの…