【長編】距離

恋 side

「はぁ〜。」


ため息を付きながら、芯が戻ってきた。


けど、妙にすっきりしてないかな?


まさか....



けど、なにかあったのは確実みたい。


踏ん切りがついたって感じかな?


じゃあ、私も朱菜ちゃんのとこ行こうかな?


朱菜ちゃんって、やっぱ大人ね。


確実に、芯と愛の悩みを解決したみたいだし。


私もアドバイスもらおう。


いつまでも、愛に秘密にできないし。


あいつもしびれを切らしてるし。


わかってるよ。


わかってるんだけどね。


恥ずかしくて。


それに、私でいいのって思うから。


くだらない悩みに聞こえるかもしれないけど、私には、大切なことで。


「私、朱菜ちゃんとこ行くね。」


私は、立ち上がり部屋からでた。


類、明日からは、隠さずに行こうか?


そんな決意をした。
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