【長編】距離
「恋、類くんが可哀想よ。」
「類が可哀想?」
「類くんは、恋が好きなのよ。
類くんは、ほかの誰でもない恋を選んだのよ。」
私、類の事考えないで、自分のことばかり。
「私.....」
「恋、自信持ちな。
類くんがモテなくてもね。
悩みなんてつきないのよ。
公につきあった方が楽よ。
類くん、恋を守るために必死になるはずだから。」
「うん。
私、類が好きだからそうする。」
朱菜ちゃんに聞いてよかった。
ずっと、自分の事ばかりで。
類に一方的に押しつけて。
我慢させてた。
けど、そんなのフェアじゃないよね。
類のわがままも聞きたい。
「朱菜ちゃん、ありがとう。」
私は、朱菜ちゃんにお礼を言ってから部屋を出た。
よしっ。
明日、類に言おう。
秘密にするのは、やめようって。
「類が可哀想?」
「類くんは、恋が好きなのよ。
類くんは、ほかの誰でもない恋を選んだのよ。」
私、類の事考えないで、自分のことばかり。
「私.....」
「恋、自信持ちな。
類くんがモテなくてもね。
悩みなんてつきないのよ。
公につきあった方が楽よ。
類くん、恋を守るために必死になるはずだから。」
「うん。
私、類が好きだからそうする。」
朱菜ちゃんに聞いてよかった。
ずっと、自分の事ばかりで。
類に一方的に押しつけて。
我慢させてた。
けど、そんなのフェアじゃないよね。
類のわがままも聞きたい。
「朱菜ちゃん、ありがとう。」
私は、朱菜ちゃんにお礼を言ってから部屋を出た。
よしっ。
明日、類に言おう。
秘密にするのは、やめようって。