【長編】距離
「は〜い、いらっしゃーい。」


いつの間にか、孝知の家。


孝知のばあちゃんが俺とばあちゃんを出迎えた。


「友紀、ごめんね。」


ばあちゃんが申し訳なさそうに謝っていた。


まあ、突然の事だったからな。


「今回の事は、仕方ないわよ。
私達だって関係者よ。」


「うん。
ありがとう。」


やっぱ、この2人は親友同士なだけがあるな。


なんかわかりあってるって感じだ。


なんて言ったらいいかわからないけど、空気間がすごいんだ。


「とりあえず、中に入って。」


俺とばあちゃんは、家の中の客間に通された。


「よっ。
修。」


「おぉー。」


孝知が来た。


「話し終わったら、俺の部屋に来てよ。」


それだけ言って、いなくなった。


てか、返事聞けよ。


まあ、なんとなくわかるけどな。


しかし、なんか居心地が悪い。


へんな気分だ。


早く終わんないかな?
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