【長編】距離
「今日は、ありがとう。
知らないことが知れてよかったよ。」


俺は、ばあちゃんたちにお礼を言った。


「いいのよ。
てか、私は、まだ話す事あるから、孝知のとこでもいなさい。」


俺の話ばかりで、ばあちゃんは孝知のばあちゃんと話してないしな。


「あぁ。
わかった。」



「けど、帰るときは、一緒よ。
で、うちでご飯食べましょう。」


「うん。
一緒に帰るよ。
けど、ご飯は....」


だってな。



いいのかな?


ちょっと、困った。


「今日は、朱菜がクリームシチューを作るのよ。」


ばあちゃんは、笑顔で言ってきた。


てか、俺と朱菜をくっつける気満々だな。


まあ、嬉しいけどさ。


「わかった。
帰るときに呼んで」


「はいは〜い。」


俺は、孝知の部屋に行った。
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