【長編】距離
-ピンポーン


私が、クリームシチューを作り上げたタイミングだった。


てか、味には自信ありだけど、なんかいつもより量が多いかもと出来上がったクリームシチューにちょっと苦笑いしながら玄関に向かった。


「いらっしゃ〜い。」


私は、相手を確認せずにドアをあけた。


「おじゃましま〜す。」


やっぱり心で。


心は、家に上がった。


「心、悪いんだけどさ。
先に部屋行ってて。
キッチンの後片付けだけしたいから。」


「うん?
わかった。
先行くね?」


心は、私の部屋に行った。


私は、急いで残ってた洗い物を済ませた。


後は、ご飯を炊かなきゃなんだよね。


私は、いつもの夕食の時間から逆算して携帯のアラームを設定した。


後は、なんか簡単に作れたら作ればいいよね。


よし。


キッチンは、これで大丈夫。


あまりにも汚いと怒られるからね。
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