【長編】距離
「心、ごめんね。」


「いいよ〜。
てか、なんで朱菜の部屋ってなにもないわけ?」


いつも心とは、話をするだけだからな。


プレイルームの存在は、知らない。


聞きたくても聞けなかったのかな?


今日は、マイペースな分聞けたのかな?


まあ、いいか。


「プレイルームがあってね。
そこに、マンガとかゲームがたくさんあるよ。」


「そうなんだ。
妙に部屋が寂しい理由は、それか....」


納得したみたい。


てか、必要なもの以外ないからね。


「まあ、いいや。
話しようか?」


私は、マイ冷蔵庫から心の分の飲み物を出した。


「そうだね。」


心は、にっこりと笑った。


なんか、ちょっと変な気分。


漣斗の一件があるからな。


まあ、それを含めてゆっくり話したいかな?
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