【長編】距離
柚希 side
「今日は、ありがとね。」
「けど、修は見る度に三緑兄さんに似てきてる気がする。」
ななくんは、懐かしそうに三緑さんを思い出していた。
「そうかな?
結構、湊司や陽生に似てたりするのよ。」
だから、違和感がなくて。
「なんて言うのかな?
今日の話を聞いてる姿がさ。
受け止めながらも俺らを気にしてたから。」
もう少し子供らしくしてもいいのにとは、思ったよ。
けどさ。
修は、やっぱ強い子だから。
そう思ったから、気にしてなかった。
それが余計に三緑さんに似てるのね。
「けど、雄一くんは、大丈夫なの?」
友紀が話に割り込んできた。
「なにが?」
「朱菜と修。」
「愛娘だもんな。」
ななくんも友紀も知ってるからな。
「雄一は、修なら認めてるわよ。」
「そうなの?
やっぱ、雄一くんは柚希が一番か。」
友紀は、変な納得をした。
「けど、修は見る度に三緑兄さんに似てきてる気がする。」
ななくんは、懐かしそうに三緑さんを思い出していた。
「そうかな?
結構、湊司や陽生に似てたりするのよ。」
だから、違和感がなくて。
「なんて言うのかな?
今日の話を聞いてる姿がさ。
受け止めながらも俺らを気にしてたから。」
もう少し子供らしくしてもいいのにとは、思ったよ。
けどさ。
修は、やっぱ強い子だから。
そう思ったから、気にしてなかった。
それが余計に三緑さんに似てるのね。
「けど、雄一くんは、大丈夫なの?」
友紀が話に割り込んできた。
「なにが?」
「朱菜と修。」
「愛娘だもんな。」
ななくんも友紀も知ってるからな。
「雄一は、修なら認めてるわよ。」
「そうなの?
やっぱ、雄一くんは柚希が一番か。」
友紀は、変な納得をした。