【長編】距離
「お母さんが言ってたの。
私と修がお母さんにね。
『私と修は、将来結婚するから』
って報告して誓いのキスしてたんだって。」
マジか。
覚えてないのがあれだけど、まあいいかな?
いずれ思い出せればいいな。
てか、俺ってファーストキス済んでたんだな。
「そうなんだ。
俺、ファーストキスまだだと思ってた。」
「やっぱ、無意識だったわけね。」
朱菜が俺を睨んでる。
「な、なんだよ。」
どうしても、言いよどんでしまう。
「保健室」
「保健室?」
全くわからん。
「夢とはいえさ、キスはないよね。
まだ、叔母と甥だったんだから。」
もしかして....
「あの時か?」
「そう。
ありえないよ。」
「だって、夢ぐらいは朱菜に触れたいだろ?」
だって、触れちゃいけない女なんだから。
我慢の限界もある。
私と修がお母さんにね。
『私と修は、将来結婚するから』
って報告して誓いのキスしてたんだって。」
マジか。
覚えてないのがあれだけど、まあいいかな?
いずれ思い出せればいいな。
てか、俺ってファーストキス済んでたんだな。
「そうなんだ。
俺、ファーストキスまだだと思ってた。」
「やっぱ、無意識だったわけね。」
朱菜が俺を睨んでる。
「な、なんだよ。」
どうしても、言いよどんでしまう。
「保健室」
「保健室?」
全くわからん。
「夢とはいえさ、キスはないよね。
まだ、叔母と甥だったんだから。」
もしかして....
「あの時か?」
「そう。
ありえないよ。」
「だって、夢ぐらいは朱菜に触れたいだろ?」
だって、触れちゃいけない女なんだから。
我慢の限界もある。