【長編】距離
「私ね。
悪いことだけじゃないって思うんだよ。
私が一人暮らししたら、誰にも邪魔されないでしょ?」



私の言葉に修の顔が赤くなった。


なぜ?


「朱菜、俺やべぇーよ。
そんなんなったら....
俺がいったら、朱菜寝れなくなるよ。」


修は、なにやら妄想してるみたい。


「修がそうしたいなら、いいよ。」


私は、耳元で囁いた。


「と、とりあえず、わかった。」


修は、メリットを理解したら、納得してくれた。


これだから、男は。


って、思う部分もあるけど....


私的には、嬉しい。


だって、私の体目的ならあり得ないでしょ?


心もだからってのがわかるから。


お互いの気持ちがあるからこそってのが伝わるでしょ。


よし頑張らなきゃ。


てか、修よりもお父さんとお母さんに話さなきゃ。


ちょっと私の予定と大分ズレたけど....


まあ、いっか。
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